[PR] リフォーム 横浜 SKY SOUND

 
リボーン
02/28(Wed) 01:51|リボーン創作comment(0)trackback(0)edit
reborn.jpg


【そんな僕等の恋愛順序1】


躰が思ったように自由に動かない…。
意識はしっかりと覚醒している筈なのに、それがどうにももどかしくて堪らなかった。
僕の躰でしょう…ちゃんということ聞きなよ
何度命令しても結果は変わらなかった。
さすがにあの外人、強いんだ…などと認めてやらなくもない。

「恭弥…大丈夫か?」

気安く僕の名前呼ばないでくれる?
そう言いたいのに唇は動かないし、瞼も開けられない状態。
あぁ…なんてもどかしいんだ。
負けたなんて認めたくなくて…いっその事トンファーでその口を砕いてやりたいよ

「ったく…とんだじゃじゃ馬だよな…」

好き放題言ってくれてるけど…ちゃんと聞こえてるんだけど…
本当にあなたはいい度胸してるよ。
何度も何度も己の躰に命令を下す…
動けと…何度も何度も…
その結果、微かに指先がやっとその命令に従い始めた。
それと同時に僕の髪に触れてくる感触に僕は気がつく…
まぁ…誰が何をしているかなどとは容易に予想ができるというものだ。
ここには僕とあなたしかいないのだから…
僕が眠っていると思って好き放題してるんだろうけど…全部知ってるよ。

「でも…俺はそんなおまえが…」

彼の言っていることの意味が僕にはよくわからなかった。
でも…その後の唇に触れた感触が全てを理解させてくれる。
何が起こったのかすぐにはわからなかったけど、大して驚きもしなかった。
外国ではこの程度の事は挨拶代わりにするものだから…特に意味があるようにも思えなかったし…

「…あなた、何してるの?」

やっとの事でばらばらだった意識と躰が繋がって発した言葉。
目をあけて唇を動かすことが精一杯だけど今はそれで十分だ。

「きっ…恭弥!?起きてたのか?」
「どういうつもり?あなたゲイ?」

僕の質問に彼は目を丸くしていた。

「15歳の子供に欲情でもした?」

「……さぁな」
「ふーん」

「なんとも思わないのか?」
「別に…」

単調な会話を繰り返す。
あなたにとってあの行為は気まぐれ?
それならそれでも構わないよ…
キスなんて所詮はその程度としか思えないし、それで動揺するほどのものでもない
まだ動かすことの出来ない躰のままで僕は再び瞼を落とす。

「恭弥…もし、俺がお前のこと好きだと言ったらどうする?」

突然に彼はそんな事を言い出した。

「興味ないね…あなたの感情なんて」
「そっか…」

本当にどうかしてるよ…
男同士で好きとか愛してるとかそんな無駄な感情。
くだらなさすぎて笑えてしまう…。

ねぇ…あんまりウザイ事いってると咬み殺すよ…?




『リボーン』よりディノ→雲雀

name:
url:
pass:

管理者にだけ表示

TRACKBACK